「沖縄×アニメ」の新機軸を提案、エスビージャパンが沖縄アニメの制作開始

観光プロモーション事業を手掛けるエスビージャパン(SB JAPAN、代表:中元英機)は、沖縄の41の市町村をアニメーションで紹介する取り組みを始める(関連ニュース)。2014年2月12日に近代美術で報道機関向け説明会を開催し、パイロット版を公開した他、コンテンツ事業の展望について語った。

エスビージャパンのWebサイトによれば、アニメーションの名称は「いわゆる41の町で」。とある南の島に位置するという設定の「南の島観光観光協会」を舞台に、新人の中田京太郎とその上司である鬼琉院あや子が掛け合いながら、沖縄各地のさまざまな観光スポットや魅力を紹介していく。

 

特筆すべきは、アニメーションを出発的にして、「しまペディア」と題したコンテンツや、スマートフォンのAR(拡張現実)と連携させる点。アニメでユーザーの興味を喚起し、Webコンテンツやスマートフォンアプリで情報を深掘りするというストーリーを描いているようだ。

既に公開済のパイロット版「石獅子、シーサーやめるってよ」の舞台は八重瀬町。約5分の短編で、富盛の石彫大獅子や小城のニーセー石、新城の村落石獅子、具志頭ドライブインレストランを紹介している。制作には、沖縄県産業振興公社の2013年度事業である「コンテンツ企画開発支援プロジェクト」を活用。近代美術や総合学院ヒューマンアカデミー那覇校、office LIGHT WORKSが制作に協力した。

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