株式会社沖縄海上飛行機開発

基本情報（更新日：2014年7月15日）

「沖縄に新たな飛行機産業を興す」を合言葉に設立されたベンチャー企業。「経済や流通面で強い沖縄を存分に活かし、地域性にマッチした軽飛行機の開発･製造を進める」ことを目指す。共同開発/提携先は、飛洋航空機製造開発株式会社、水上飛行機事業協同組合など。

なお、株式会社沖縄海上飛行機開発の代表取締役社長である山城幸松氏は、空気清浄機の総合メンテナンス業の株式会社空気清浄機サービスおよび、海ぶどう養殖や沖縄食材販売を手掛ける株式会社日本バイオテックの代表取締役を務めている。この他、一般社団法人琉球島嶼文化協会の代表理事でもある。

補足情報（1）：公的支援を受けた研究開発の事例

「中小企業のものづくり基盤技術の高度化に関する法律」に基づく特定研究開発等計画の認定企業（内閣府沖縄総合事務局管内、平成26年7月10日付け）。研究テーマは、「複合材弾性構造を利用した高耐波性水上飛行機用フロートの開発」。「水上飛行機に使用されるフロートに、リサイクル炭素繊維強化プラスチックを使い、バネ等の弾性部品加工技術の開発、併フロートの一部を可撓構造にして耐波性の向上を図り、外洋での運用を可能にする水上飛行機用フロートの開発を目指す」という。

特定研究開発等計画の認定企業に関する資料には、参画メンバーとして八戸工業高等専門学校と、株式会社日本バイオテックが挙げられている。なお、日本バイオテックは海ぶどう養殖や沖縄食材販売を事業とする企業（代表取締役は、株式会社沖縄海上飛行機開発の代表でもある山城氏）。

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