沖縄で初めて超小型EVモビリティが認定、宮古島の社会実験に利用

沖縄総合事務局は2013年12月、沖縄で初めて超小型電動モビリティを車両認定したと発表した(ニュースリリース)。申請したのは「宮古島市小型電動モビリティ等の活用に係る社会実験プロジェクト推進協議会」。同協議会は、宮古島市と東芝、本田技研工業、本田技術研究所が参画しており、再生可能エネルギーによる離島型の超小型EV活用モデルを作る社会実験を進めている。認定車両はホンダ「MC-β」 で、乗車定員は2名、最高速度は70km/h以上、 航続距離は社内測定値で80km以上。2013年に5台、2015年に5台の計10台を導入する計画だという。

なお、超小型電動モビリティとは、軽自動車よりさらに小型の車両のこと。地域内の手軽な交通手段になるとして普及が期待されている。「第43回東京モーターショー2013」では、新たな市場の開拓に向け、本田技研工業や日産自動車、トヨタ自動車、トヨタ車体、ベンチャー企業のDURAXが超小型モビリティを展示した他(関連記事1関連記事2)、国土交通省も2013年11月に「超小型モビリティの導入促進」事業の公募を実施した(公募ページ)。

関連ニュース