太陽光発電で超小型EVを動かしCO2ゼロへ、宮古島市で実証実験スタート

本田技研工業(Honda)は2014年1月、沖縄県宮古島市、東芝と共同で、太陽光発電で発生させた電力を活用する超小型EVモビリティの実験走行を開始した(ニュースリリース)。

超小型EVモビリティとは、軽自動車よりコンパクトで近距離の移動に適した移動手段のこと。観光地や地域コミュニティにおける次世代の移動手段として普及拡大が見込まれている。Hondaは、独自に開発した超小型EVモビリティ「MC-β」を使った共同社会実験を宮古島市で2013年11月に開始。同年12月には、超小型EVモビリティとして沖縄県内で初めて車両認定を受けていた(関連記事)。

今回の再生可能エネルギーを使った実験走行では、宮古島市に新たに設置された3カ所の太陽電池充電ステーションからMC-βに給電する。「移動距離が短く、またガソリンなどのエネルギー資源を島外から調達している離島特有の環境において、超小型EVモビリティーの活用方法やニーズの探索を行っていきます」(Honda)という。

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