沖縄電力が大宜味風力発電実証設備の運転を開始、発電出力は合計4MW

沖縄電力が大宜味風力発電実証設備の運転を開始

沖縄電力は2014年3月24日、大宜味村に建設した風力発電の実証研究設備の運転を開始したと発表した。発電出力は、2MW(メガワット)が2基の合計4MW。連携させる蓄電池の容量は4500kWh。1年間の想定発電電力量は約800万kWhである。これは、一般家庭の2200世帯分が1年間に使用する電力量に相当する。

沖縄県の沖縄スマートエネルギーアイランド基盤構築事業(平成23年度~平成26年度の4年間)の支援を受けて建設した。同社は3月24日に発表したプレスリリースにおいて、「同設備を用いて、風力発電設備を沖縄本島電力系統に大量導入した場合の実系統へ与える影響を把握するとともに、蓄電池併設型風力発電設備の出力安定化技術に関する実証研究に取り組んでいきます」とコメントしている。

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