エスビージャパンが沖縄に本社移転、観光行政向け観光プロモーションを手掛ける

沖縄で再チャレンジ。4度目の再起なるか!?

各種プロモーション事業を手掛けるエスビージャパン(SB JAPAN、代表:中元英機)は2013年7月、本社を兵庫から沖縄に移転したと発表した。同社の事業内容は、プロモーション媒体を紹介したプロモポータル(promo portal)の運営、観光プロモーション事業など。

同年1月に沖縄オフィスを開設し、「観光PR事業・地域活性事業」を中心とした事業展開すること表明していた。このたび、本社を沖縄に移転したのに合わせ、自治体・観光協会・観光行政向けプロモポータルを開始したことを併せて発表した。

沖縄で再チャレンジ。4度目の再起なるか!?

起業家大学に掲載されている情報によれば、中元英機氏のプロフィールは以下の通り。

1975年生まれ。神戸市出身。神戸の専門学校を中退後、アメリカ・ジャマイカへ移住。 帰国後、雑貨店CHILDHOOD、個人輸入業チャイルドフッドを創業するが、共に多額の借金と共に倒産。 3度目の正直で沖縄にチャイルドフッド設立。

チャイルドフッドは、同氏が2002年2月に立ち上げた(法人化)した編集プロダクションである。沖縄のさまざまな情報を「100」という切り口でまとめた100シリーズがヒットし企業規模を拡大、2003年11月には未上場向けの証券市場「グリーンシート」に県内2番目の登録を果たした。紙媒体からWebメディアへの多角化を図り、新卒/中途採用向けのポータルサイト「promo(プロモ)」や、沖縄情報ポータルサイト「entamo(エンタモ)」の事業化を進めたものの、失敗。2007年11月の株主総会で法人解散することとなった。

100シリーズは、後に近代美術に事業譲渡。2013年8月現在も発行を続けている。

同氏は、チャイルドフッドを法人解散させたのとタイミングを同じくして、2007年6月にエスビージャパンを立ち上げた。当初、拠点を兵庫と東京に置いていたが、沖縄の自治体・観光協会・観光行政を対象にした観光プロモーションに事業機会を捉え、本社を移転したとみられる。

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