一般社団法人南西地域産業活性センター（NIAC）は2015年3月12日、平成26年度（2014年度）島しょ型エネルギー開発プロジェクトの成果報告会を開催する。副題は、「島しょ地域に適した再生可能エネルギー、新エネルギー、省エネルギーモデルの実用化に向けて」。スマートエネルギーアイランド基盤構築事業や亜熱帯・島しょ型エネルギー基盤技術研究事業の支援を受けた合計9の研究プロジェクトの発表がある。詳細は以下の通り。
再生可能エネルギー利用開発
- 再生可能エネルギーの出力変動抑制システムの実証事業（沖縄エネテック、沖縄小堀電機、東京大学）
- オープンエネルギーシステムを実現する分散型DC電力制御に関する実証的研（沖創工、SonyCSL）
エネルギーマネージメント開発
- 亜熱帯型省エネ住宅の実証事業（琉球大学、蒸暑地域住まいの研究会）
- 分散型店舗省電力マネージメントシステムの実証事業（アイ・シー・エス）
EV関連利用開発
- 島しょ地域型電気自動車開発支援実証事業 (ものづくりネットワーク沖縄）
- 島しょ型再利用モデルによる二次電池の社会資本化に関する研究開発（AEC、ザ・テラスホテルズ）
- 陸上電源基地およびEV船を活用した離島における自立型地域エネルギー基盤の研究開発（国建、新糸満造船、VIBE）
バイオ燃料開発
- 亜熱帯・島しょ向けエネルギー生産植物の創出とエネルギー変換システムの最適化に関する研究開発（アースノート）
- 次世代燃料普及基盤技術研究開発―植物燃料低廉安定化研究―（沖縄バイオディーゼル）
会場は沖縄県産業支援センター、時間は13時30分～17時。参加には、事前の申し込みが必要。
